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【珍書:其の31 『酒神餅神 鬼殺心角樽』】

 そう言えば、最近(たぶん)メインコンテンツである(筈の)珍書を紹介してませんでした。


 山東京伝 『酒神餅神 鬼殺心角樽』 寛政八(1796)年
 タイトルは、「さけのかみもちのかみ おにころしこころのつのだる」と読みます。
 何て言うか、アレですね。
 京伝の黄表紙というだけで、ハズれませんね。
 笑いの神が降臨しているんでしょう。この人には。

 さて、今回の珍書の内容を一言で申しますと……
 アルコールの妖精さんと、それに振りまわされる人間達

 頭に「酒」マークを付けた妖精さん達が、人間のまわりで仕事をしているという、
 とっても生臭いメルヘンです。


非常に迷惑な酔い方の例。

<台詞>
「いつ俺が酔った 俺ぁ酔やァしねえぜ 酔ったと言われちゃァ、男が立たねえ 俺ァ、嫌だ嫌だ」
「それだから、あとの一杯を飲みやんなと言ったに」
<説明文>
「酒の神、なま酔いの足に縄をつけて足を重くする。これを千鳥足と名付く」

 いつの時代も、酔った者勝ちですか。


笑い上戸、怒り上戸、泣き上戸の例。

「笑い上戸、腹立ち上戸、泣き上戸といふものあり。これもみな酒の神の仕業なり。しかれども凡夫の目には見えず」

酒の神が泣き上戸女の頭から、柄杓で鼻水と泪をぶっかけてます。あんまりだ。
笑い上戸女の周りでは、笑わせるために必死。


ダメになってる人達の例

<右ページ>
見えにくいですが、女の後ろにいるアルコールの妖精さんが、女の頭に「角」をつけてます。


なんか上手いこと言ってる

「酒の神の仕業にて、心の駒の手綱緩みければ、心の駒たちまち走り、心の猿いづくともなく立ち去る」

巻末の京伝先生

「酒を入る器物を、貧乏樽・貧乏徳利と名付けしも、酒は貧乏を招く毒水じゃといふ喩えでござるぞ」

 先生、最後に毒って言い切った。

  ◇

 200年経った今でも、金曜の晩に道端で見かける泥酔者とか……人間は進歩しないなぁというお話でした。
 まあ、「飲まれるな」という己の意志以前に、「酒は飲んだら飲まれてる」らしいですよ。既に。
 皆さん、節度を守った飲み方をしましょう。
 酔って暴れて、線路内に侵入とかやめて下さい。見てる方は心臓止まります。(実話)

 さてと。
 私は今から、大学の女の子達と一緒に、アルコールの妖精さんと遊んできます。
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