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[C20] 読了

諏訪探訪連載、楽しく読ませていただきました。
私も時間と予算がかち合えば行きたい場所ですよ。
諏訪湖ががっちがちに凍っているところを見たいと思っていますが、ブログを見る限りではすごく寒そう・・・・・・。ちょっとびびってます。

[C21] たまお様

ぜひ、お薦め致します。

「手長神社」「足長神社」など、(正解く言えば、妖怪の手長・足長とは違うみたいですが)、
妖怪好きにも、持ってこいの場所だと思います。

諏訪湖の「おみわたり」現象は、私も観たかったですねえ。
さすがに今年の暖冬では、氷が張るどころじゃないみたいでしたが。

>寒さ
私にとっては寒かったんですが、諏訪は、長野県の中では、まだ雪が少ない地帯みたいですよ。
  • 2007-02-26
  • 12v電源@管理人
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【珍所:其の25 諏訪探訪6(3日目・諏訪大社下社)】

諏訪旅行の最終日の巻。

寒い。

▲お堀が完全に凍結している高島城。

  ◇

 最終日は、下諏訪の方面を巡りました。
 下諏訪には、諏訪大社下社の春宮と秋宮があります。
 2月~7月の間は春宮、8月~翌1月の間は秋宮にと、1年の半分ずつ御霊代(神体)が移動します。


▲諏訪大社下社秋宮


▲諏訪大社下社春宮
 春宮と秋宮はそっくりです。境内の配置も似てます。

 ところで、前回紹介した上社と、下社の雰囲気は全く違います。
 何と言っても、下社には、観光客が結構たくさんいるし、社務所の巫女さんの数も多い(ような気が)。

 町の雰囲気も、かなり違いますねえ。
 中山道が走っていたため、下社近辺は、近世から近代の温泉宿っぽい情緒があります。
 作家+芸妓=悲恋の、川端(康成)世界のようなイメージです。
 ちなみに、私は今、もの凄く適当な事を言っています(※)。

※…書いた後に調べたら、宇野浩二が下諏訪の芸妓との小説を書いていました。あながち間違いでもない模様。


 ただ、古代の信仰という観点で見れば、上社側の方に色濃く残っている感じです。
 上社近辺には、石の小祠が、町のいたるところに見られたんですが、下社近辺には、それがあまり見られない。(祠の形も違う。もっと洗練された感じ)

 あと、前にも書きましたが、明治以後の神道の影響をかなり感じました。
 ここらへんも、肌で感じる上社との違いなのかもしれません。
 何と言いますか……上社は土の匂いが充満しているんですが、下社はかなり近代以後に加工され、神社本来の信仰の原型が、今いち分からないような印象を受けました。
 社殿は下社の方が建築物として美しいんですが、その美しさに、どうも違和感のようなものを感じるような、感じないような。(どっちだ)

 あ、でもですね、
 諏訪大社下社秋宮の側にある、新鶴本店の「塩羊羹」(諏訪大社下社名物)は、なかなか美味でした。

 ネーミングがインパクトあるので、かなりの珍菓子っぽいんですが、これが、かなりいける。
 僅かな塩味が甘味を引き立てて、普通の羊羹より食べやすいと思いました。

 ついでに、あと、諏訪のお菓子と言えば、丸安田中屋のチーズアントルメ

▲夕飯はコンビニ弁当でも、デザートは妙に凝っている。

 私はかなりのチーズケーキ好きなんですが、……これは、かなり良いチーズケーキでした。
 食べ物のレビューなんかで、よく「溶けるような」という表現が使われますが、このチーズアントルメは、本当に「溶ける」。しかも、柔くドロドロと溶けていくのではなく、弾力を保ちながら、とろっとろに溶けるというか。……至福。
 個人的には、色々と果物が乗っているケーキよりも、こういうシンプルなケーキの方が好きです。
(美味しかったので、家への土産用に、冷凍チーズアントルメを購入しました)


 閑話休題。
 お菓子はこれくらいにしておきまして、諏訪大社下社春宮の近くに、岡本太郎氏が絶賛したという、万治の石仏が鎮座しています。
 風貌といい、頭と体のアンバランスさといい、素晴らしい珍仏です。 


……。


…………。


あっ、松井秀喜か。

スッキリ。

  ◇ 

 さて。
 下諏訪のダークホース、儀象堂(ぎしょうどう)をご紹介します。

▲諏訪湖 時の科学館 儀象堂 公式HP

「時の科学館」と銘打たれてある通り、時計の仕組みや、古今東西の時計を展示しているという、精密機械の街・諏訪らしい博物館なのですが……
 ここが、他の博物館と一線を画しているところは、ひとつの展示物に9割の力を注いでいるというところです。

 それが、これ。

水運儀象台(すいうんぎしょうだい)
中国・北宋時代に作られた水力で動く時計の復元。屋上には、巨大な天体観測機「渾儀」が備え付けられている。3階+屋上(高さ 約11m)

 これを見上げた瞬間、思いました。

「わあ……バカだ」

 同じバカを志す者として、畏敬を感じるほどの、バカの結集だと思いました。
 内部も自由に見学できるのですが、見学すればするほど、そのバカぶりが伝わってきます。
 なんせ、復元のクオリティが半端でない。
 各界の専門家が集まり、4年の歳月と4億円をかけて復元したそうです。


▲内部では、巨大な歯車が水力で回っており、時刻表を持った人形が回転しています。
水車の回る震動や、水流の音が聞こえてきて、わくわくします。メカや仕組み好きには、堪らないんじゃないでしょうか。


人力(復元では自動)で水車を回し、水を供給。コントロールされた水が、中央の枢輪を一定の早さで正確に回転させる。この枢輪の回転力を動力として、南側にある時報装置の昼夜機輪(木閣と呼ばれる5層の塔に、162体のカラクリ木人形が時を表示したり、鐘・太鼓などを鳴らす)、3階にある昼夜機輪の上に乗る天球儀の渾象、屋上にある渾儀を自動的に動かします。

時の科学館 儀象堂の解説より抜粋


▲3階の「渾象(天球儀)」と、天文学者のマネキン
内部の歯車と連動し、自動的に動く。


▲屋上の「渾儀」
これも内部の歯車と連動し、自動的に動く。

 現在、儀象堂では1日に数回(1時間に1回くらい?)、水運儀象台を早回しして、24時間の動作を見せてくれます。

パフォーマン中は、水運儀象台の中から、精巧なカラクリ人形が出てきて解説してくれます。

 ちなみに、この日のこの時間の客は、私1人でした。
 係の女性の方が1人ついてくれていたので、思わず、
「どうして、これを復元しようと考えたんですか?」と聞いたところ、
「諏訪には、セイコーエプソンの本社があるので、時計や精密機械の街として、何かそういう物を……という考えだったみたいです」
 という答えでした。

 時計・精密機械の街の象徴 → 水運儀象台の復元

 そんな、斜め45度に横っ飛びした考え方は、大好きです。

  ◇

 そんなこんなで、諏訪は、想像以上に(私にとっては)面白い土地でした。

 寒くない時期に、また行ってみたいですねぇ。
 行って帰ってきたばかりなのに、妙に惹き付けられる……と言うか、呼ばれるような気がする土地です。
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[C20] 読了

諏訪探訪連載、楽しく読ませていただきました。
私も時間と予算がかち合えば行きたい場所ですよ。
諏訪湖ががっちがちに凍っているところを見たいと思っていますが、ブログを見る限りではすごく寒そう・・・・・・。ちょっとびびってます。

[C21] たまお様

ぜひ、お薦め致します。

「手長神社」「足長神社」など、(正解く言えば、妖怪の手長・足長とは違うみたいですが)、
妖怪好きにも、持ってこいの場所だと思います。

諏訪湖の「おみわたり」現象は、私も観たかったですねえ。
さすがに今年の暖冬では、氷が張るどころじゃないみたいでしたが。

>寒さ
私にとっては寒かったんですが、諏訪は、長野県の中では、まだ雪が少ない地帯みたいですよ。
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