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【珍所其の69  伊古麻山口(生駒山口)神社】

 旧サイト(旧「珍の煮こごり」)の整理&再アップロードが進んでいないため、自分でも何を過去に投稿して、何を投稿していないのか、今いち分からなくなってきています。
 
 そのうちの一つ。
 それが生駒山口神社
 2008年に参詣しているのですが、果たしてブログに書いたか書いてなかったか……まあいいや。

 生駒山口神社と言えば、一時期私がはまっていた「見てはならぬ」「喋ってはならぬ」の無言系神事のひとつ「オハキツキ神事」を持つ神社であります。

ikomayamaguti01.jpg
※写真は2008年撮影

 旧ブログからの転載になりますが……
 奈良県 伊古麻山口(生駒山口)神社の「オハキツキ(御はき築き)神事」の詳細。
 谷川健一『日本の神々 神社と聖地4 大和』によると、

伊古麻山口(いこまやまぐち)神社

 生駒山地と矢田丘陵に挟まれた平群盆地を南北に流れる平群川の上流にあって、俗に滝の宮さんと呼ばれている。
 古くは現在地の西南、俗に「杜さん」と称せられた滝の近くに鎮まっていたという。
(中略)

 九月二十八日から十月九日まで「オハキツキ」という宮座の行事があり、十月十日に例祭が行われる。
 宮座は二座あり、村の男子が十人ずつ二組に分かれ、二人を当座とし、年上のほうがを兄頭座、年下の方を弟頭座と称し、残りの九人ずつをマジリコといって、そのなかから頭屋補佐(ケニヨン=給仕人)をクジで決める。

 例祭に先立って、各頭屋の家では栗・樫など七本の木を一か所に立て、朝顔型のオハキ(御刷毛)を作る。そのなかに土を入れ、その上に砂利を敷き、漆の木でつくった鳥居を立て、そのうしろに榊を入れる竹筒をうめておく。十月一日、神霊を移した榊二本が白木の御幣にくくられて神社からそれぞれ頭屋入りすると、頭屋は榊をオハキの竹筒に差し込み、御幣は別につくっておいた御幣と交差させて床の間に祀る。
 親神と姫神を「斎いこめる」儀式だという。九日の宵宮には、真夜中の丑の刻、稲束の笠を被った頭屋がゴヤオクリと称して床の間の御幣のうち一本(姫神様)を神社に移し、神殿で御霊移しをして式を終わる。

 ゴヤオクリには、頭屋とケニヨン一人以外の者はいっさい関係せず、またゴヤオクリに出会うと早死にするといって村人は絶対に外出せず、先走りが大声でふれて回る。
 神社では、燈火をいっさい消した暗闇のなかを神官だけが出迎える。
 このオハキは榊とともに一年間頭屋の家に立てられ、その後は前記の「杜さん」におさめる。
 この神霊に奉仕する頭屋とケニヨンは社前の櫟原川の渓流で禊をする習わしになっているが、古くはそれを斑鳩町神南で行ったという。

谷川健一『日本の神々 神社と聖地4 大和』白水社 より抜粋
(読みやすいように、適宜改行させて頂いています。)


ikomayamaguti02.jpg
 生駒山口神社の前には、「首なし地蔵」が。
(公式に設置されていた地図にも「首なし地蔵」と書かれていたので、みんなそう呼んでいるのでしょう)
 花が生けられ、賽銭箱も設置されているので、何か地元で有名な地蔵尊なのかもしれない。

ikomayamaguti03.jpg
 境内には誰もいない。
 ちなみにこの日は10月7日でした。
 オハキツキ期間の真っ最中だったので、何らかの痕跡があるかなぁとか思ったんですが、見つける事ができませんでした。
 ちなみにGoogleで「オハキツキ」と検索すると、神事で使用される「オハキ」の写真などがヒットします。
 私もいつか、生で見たいですねえ。

  ◇

 生駒山口神社を出て、川沿いに北上すると、何かの祭事が行われた跡に遭遇。
ikomayamaguti04.jpg
 川に注連縄が渡されている。
 川に渡された注連縄と言うと、飛鳥のアレを思い出す。
ikomayamaguti06.jpg
飛鳥のアレ。(明日香村 稲渕の雄綱の綱掛け神事)
※この写真も2008年

  ◇

ikomayamaguti05.jpg
 生駒山口神社の近辺は整備されているのに、川は不思議と昔そのままの様相を保っている。
 生駒山口神社が元々、水神の性格を持っていたという事もあり、河川はなるべくそのままの状態を維持しようとしているのかもしれないなあ。
……とかなんとか考えながら、ぽくぽく歩いておった事です。

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